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研究室情報管理ソフト LabSecretary 管理機能詳細



研究情報の管理とリンク機能

実験結果詳細

LabSecretaryは、プロトコルや実験結果を管理することができます。LabSecretaryを使えば、どこにどういう情報があるかを把握するだけでなく、特定のデータがどの実験結果に関連しているかわかるように情報を関連づけることができます。

画像や画像1枚1枚に対するコメント、Excel、Word、PDFといったファイルも同時に登録できるので、「実験結果で得られた顕微鏡の画像」や「Excelを用いて解析を行った結果」、「Wordを用いて作成した結果報告レポート」などを登録しておくことが可能になります。

さらに、データ同士をリンクする機能を用いれば、実験を行う際に参考にした論文や実験に用いた抗体、プライマー、細胞などへの情報にリンクを張ることができ、他のリソース情報とあわせてしっかりと管理することができます。

たとえば、ある実験で培養細胞と抗体とプラスミドを用いて実験をした場合、それぞれの管理情報をリンクさせることで、忘れにくく、しっかりとしたデータを管理することが可能になります。使用したプラスミドの情報を、得られた実験結果と使用細胞情報にリンクさせるといった使い方が可能です。

プラスミド・cDNA情報の検索・登録

プラスミド・cDNA情報の検索・登録

研究室で保管しているプラスミド・cDNAの管理を行うことができます。ベクター、プロモーターの種類や組み込まれた遺伝子名、セレクション方法、保管場所などの情報もあわせて管理できます。

製品説明書、シークエンスの結果やスペックシートなども登録可能です。クローニングサイトやベクターマップ等の詳細もすぐに確認できます。

さらに、データ同士をリンクする機能を用いれば、ペプチド抗原作成に用いたプライマーや参考にした論文などにリンクを張ることができ、他のリソース情報とあわせてしっかりと管理することができます。

また、Excelファイルを用いてデータを登録することができるので、現在管理されているデータを簡単にインポートできます

抗体情報の管理

抗体情報の管理

研究室で保管している抗体の管理を行うことができます。
抗原や蛍光標識などのラベル、免疫沈降や組織染色などの適用、保管場所等の情報を管理できます。

抗体の周辺情報、詳細情報も一挙に確認できるので、購入年月日、濃度等の詳細が分からない、関連した実験結果がすぐに見当たらない等といった事態を防ぎます。

抗体のスペックシートを登録したり、抗体を用いたWestern blotなどの実験結果を登録しておくことも可能です。研究室で作成した抗体はもちろん、市販されている抗体を購入された場合でもご利用になれます。

培養/組織/植物細胞の情報の登録・検索

培養/組織/植物細胞の情報の登録・検索

培養細胞や植物細胞などの登録・検索を行うことができます。継代数、培養条件等の個々の項目は実験にあわせて自由にカスタマイズできます。

例えば、液体窒素タンク内での保管位置や、培養条件、培地、状態等を管理できます。スペックシートを登録したり、形態や実験データをあわせて登録しておくことも可能です。

さらに、データ同士をリンクする機能を用いれば、特定の遺伝子を発現させた細胞を登録すると同時に、遺伝子発現に用いたプラスミドやプライマーといった他 のリソース情報もあわせて管理することができます。

また、Excelファイルを用いてデータを登録することができますので、現在研究室で管理されているデータを簡単にインポートできます。

試薬管理機能

試薬管理機能

試薬使用量の管理

毒物・劇物など、法律で規定されている試薬などの使用量の管理が可能です。使用量を入力するだけで、自動的に試薬の使用量を集計することが可能になります。

試薬リストとしてあらかじめ毒物・劇物のリストがあり、その中から選択して登録できます。その試薬に対して、使用量を管理するように選択すると、試薬の使用量を管理することが可能になります。

使用量の自動集計機能がついているので、試薬を使用した後に、簡単に集計して使用量をまとめることができます。

在庫管理

試薬の在庫管理が行えます。研究室のどこに、どれだけの数量の試薬が保管されているかを管理できます。 また、お知らせ残量を指定することで、在庫が指定数以下になると「お知らせ機能」が働き、トップページに残り在庫数が少なくなっていることが表示されます。試薬の在庫切れを未然に防ぐことができます。

また、LabSecretaryは研究室に1台インストールすれば、ネットワークを通して研究室内のどのパソコンからでも簡単にアクセスすることができるので、在庫確認を気軽に行うことが可能になります。

研究にあわせて試薬の登録が可能

登録できる試薬は研究にあわせて、カスタマイズが可能です。 試薬や化学物質の分類も追加・修正が可能で、DNA関連試薬や培地、一般試薬、その他化学物質などの管理にご利用できます。

毒物・劇物の使用量の自動集計に対応

毒物・劇物などは、年間の使用量を報告書にまとめて提出しなければなりません。そのときに、使用量の自動集計機能を活用すると、ボタン1つで指定された期間内の試薬の使用量を集計して、Excelファイルに出力することが可能になります。各試薬ごとに使用量を集計できるので、報告書作成に要する時間が大幅に短縮されます。

毒物・劇物・PRTR法の対象となる化学物質・試薬の在庫・使用量管理が簡単に

毒物・劇物・PRTRの対象となっている化学物質や試薬が1000種類以上、予めデータベースに登録してあります。 試薬の日本語名や英語名、CAS番号などから検索することができ、研究室でこれらの試薬の使用量や在庫管理が簡単に行えるようになります。

EndNoteとの連携で論文管理も可能

EndNoteとの連携で論文管理も可能

文献管理ソフトに蓄積した論文等の情報をLabSecretaryに取り込む事で、調査した先行研究と行っている研究そのものを結びつけて管理することができます。

また、PubMedで気になった論文があれば、PubMed ID(PMID)を、LabSecretaryに入力すれば、論文タイトル、著者、アブストラクトなどの書誌情報を自動で登録できます。

お手持ちの論文のPDFも、LabSecretaryに取込み管理可能です。PDFファイルを登録するだけで、アブストラクトや著者等の情報はもちろん、本文の中身もすべて自動的に登録できる機能も追加されました。

PDFファイルを登録しておけば、ファイルの中身を丸ごと検索することができます。

研究室での掲示板を使った情報連絡やネットコミュニティ構築

研究室での掲示板を使った情報連絡やネットコミュニティ構築

研究室の運営に必要な情報を簡単に共有できます。

これまでホワイトボードなどに書いたり、回覧でまわしていたような情報を、自分のパソコンから簡単に投稿・閲覧できるようになる掲示板機能があります。

使い方の例としては、研究室で行われるセミナー情報やデータミーティング・購入物品などの連絡、研究の進捗管理、研究室で連絡したい情報を共有するのに便利です。

検体サンプルの情報管理 (Biomarker版のみ)

検体サンプルの情報管理

Lab Secretary Biomarker版ではマーカー探索の対象リソースである検体サンプル(血清・組織)についての情報を登録・検索することができます。

初期設定している項目名もユーザ側でカスタマイズできるので、研究内容に合わせて設定することも可能です。デフォルトの項目としては、年齢、性別、疾患名、病期、TNM分類などが管理できます。

データ同士をリンクする機能を用いて、実験で使用した抗体や細胞等のリソースもあわせて管理することができます。また、PCで管理されている大量のデータも、Excelファイルを用いたインポート機能により、まとめてデータ登録することが可能です。