論文作成支援・統計解析・翻訳・学術研究のためのショッピングサイト

こんな間違いしていませんか? Vol.1 『英文校正会社が教える 英語論文のミス100』 内容紹介



エディテージ(editage)執筆のべストセラー
『英文校正会社が教える 英語論文のミス100』の内容を公開中!


論文執筆中、論文の執筆前・後の各段階で犯しがちなミスを、学術英文校正の経験に基づき、ケーススタディを交えて紹介。論文をアクセプトさせるための助けとなる内容の一部を、ユサコオンライショップで特別公開。

   


   





Chapter2 論文執筆中のミス 1.英語と専門表現のミス
【ミス38:似た発音や意味を持つ語を混同する】より抜粋

校正者の知恵!
- 日ごろから英単語のニュアンスに注意し、学術論文でよく使われる単語についての理解を深めるべし


 単語を選ぶ際にもっともよくあるミスは、意図する単語とつづりや発音が似ていて、意味が異なる単語を使ってしまうことです。
 この場合、ネイティブのミスはたいてい単なる言い間違いかスペリングのミスです。しかしノンネイティブは、似ている単語を混同しているためにミスをおかしてしまいます。多くの場合、発音が似ている単語は、意味も(同じではないにせよ)似ています。そのために混乱が生じるのです。例を見てみましょう。

【誤】
- The results attained(attainは「到達する」という意味で用いる) show that this biomarker has very high diagnostic accuracy.

【正】
- The results obtained show that this biomarker has very high diagnostic accuracy.
(得られた結果は、このバイオマーカーの診断精度が極めて高いことを示している。)

コメント:attainは「到達する(reach)」という意味で、おもに状態や状況について述べるときに使います。一方、obtainは「得る(get)」という意味です。

【例】
- The larva attains maturity.
(幼虫が成長を遂げる。)
- He obtained data from hospital records.
(彼は病院の記録からデータを得た。)



ご購入はこちら




英文校正会社が教える 英語論文のミス100
世界で通用する論文にブラッシュアップ!